〈福岡で考える人生のStyle〉
- kofujimoto
- 2017年10月16日
- 読了時間: 4分
〈福岡で考える人生のStyle〉 前回9/15に東京でDoctors' Style miniに参加した。 https://m.facebook.com/story.php… そば屋さんを経営している難聴ボディーボードプロプレイヤーYUMIEさんを中心に学生6人、医師2人だった。 医師として病気や障がいのある人は患者さんとして見てしまうが、その人の心の底にあるものは深い。 それを聞き、医師や医学生のあり方を考えるのがmini 今回は福岡で学生35人、医師13人のDoctors' Styleに参加した。 医師と学生だけでたくさん集まってひたすら医師の人生について語り合うのが通常バージョンだ。 この会を主催している正木稔子先生は医師としてのライフスタイルを考える場という意味を込めDoctors' Styleと名付けたのだ。
耳鼻咽喉科、消化器、外科、小児心療、肛門科、など9科に渡る先生方の話を伺った。 男の先生も女の先生もいて、研究の先生も臨床の先生もいて、未婚の先生や結婚している先生残念ながら離婚してしまった先生、様々な人生を歩んできた先生方だ。 最初は2人の先生が代表して自己紹介とやってよかったこと、やればよかったことなどを皆で聴いた。 よく聞く海外留学や勉強の大切さも、先生たちが自分たちの人生を語りながらだと重みが違う。 離婚の話も笑いを交えて、でも真剣に話をされ、結婚というものを現実的に考える必要を感じさせられた。 女医さんの人生にとって特に結婚出産が重要というのは、正木先生がDoctors' Styleを立ち上げた理由の1つだ。 女性だけでなく男性も考えることで病院に男性にも女性にも優しい雰囲気ができる。
9時5時なんかで終わらないのが医者の職業だ。 医師はラクに儲かると思われがちだが、勤務医と開業医の違いや、その勤務時間については医学関係者でなければなかなか知らない。 医師は人生を擦り減らして病気に向き合うからこそその苦労に見合った報酬があるというのが実情だ。 医師の自殺率は全職業の中で1番高いというアメリカのデータもあり、自殺率は平均の1.8倍という。 この現実を知って医学部に入った人が少ないのも大きな原因なのかもしれない。 学生はその現実を医学生のうちに胸に刻み込んでおく必要がある。
ある先生は6時半出勤で9時に帰るそうだ。 早くから準備をし、遅くまで反省をするからだ。 毎日予定を詰め詰めにしていてストイックと言うほかない先生だ。 仕事も遊びも熱心で、ラスベガスでカジノをして遊ぶためにひたすらカジノの勉強をして大勝ちしたらしい。 ストイックということは素晴らしいことだが確実にストレスが溜まる。 だからその先生はたまにグチを言うことでストレスを晴らすそうだ。 グチは悪いことと言われるかもしれないが、それでまた次の日患者さんに真剣に向き合えるのならそれはその先生のStyleでもいいのではないかと思わせられた。 完璧な人間などいないし完璧を目指しすぎる人間は破綻してしまう。
電子カルテ導入による医学界の混乱やp53遺伝子について熱心に語っていたのに、ふと気付くとHKTとかアイドルの話をしている先生。 ずっと学生の恋愛相談を受けていてまるでお母さんのような先生。 歯科医として働きながら医学科に所属している学生。 ラクして稼ぎたいということばかり言うけどしっかり業績を上げている学生。 たくさんの医師や学生のStyleを見ることでまた自分自身のStyleを考えさせられた。
長崎に帰ってきて夕方から師匠の先生のND勉強会があった。 度々Facebookに書いているが、NDとはニコチン依存症、つまりタバコ依存症について勉強する会だ。 計画を立ててたり会場設営をしたりと大変だったが楽しく動機付け面接法の実践練習ができてよかった。 こういう小さな勉強会で少しずつタバコに対する正しい知識を広めるのが師匠のStyleだ。
友人と盛り上がって朝7時まで話し、1時間だけ寝てから昼過ぎまで天神を歩き回る。 刑務所作業製品のブースで売っている方にガンガン質問をぶつける。 水源林ボランティアのおじちゃんおばちゃんとひたすら話す。 好奇心のままに走って、楽しみまくるというのがMy Style ということで、僕のStyleを見たい方は是非ホームページへ https://kofujimoto.wixsite.com/kofujimotolabo
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