〈9日2日の異文〝華〟交流① 医学×漫画〉
- kofujimoto
- 2017年9月4日
- 読了時間: 2分
〇〇コミックと名のついた本を初めて買った。
一般的な漫画と違いページの端に宣伝が付いていることや、憎き タバコ会社JTが堂々と宣伝をしていることに驚いた。
目次が後ろについていることも知らず、前からどんどんめくっていった。
探している漫画の題名は「はっぴーえんど」。
魚戸おさむさんが描いた在宅医療に関する作品だ。
漫画に不慣れな僕がどうして漫画に手を出したかというと、この作品はお世話になった先生が関わっているからだ。
メディカル(医療)ソーシャルワーカーのおかえもん先生こと「岡江晃児先生」が関わった件についての話なのだ。
メディカルソーシャルワーカーという職種を初めて聞いたとき、なんのことやらさっぱりわからなかった。
メディカルソーシャルワーカーはMSWと略される。
医学におけるソーシャルワーカーで、医師でも看護師でも理学作業療法士でもない福祉側から患者さんを支える職種だ。
この職種は患者さんに寄り添って不安を取り除いたり、悲しみに共感する。
このような時間があることで患者さんの精神的なケアが進むのだ。
また、MSWは患者さんと医師とのパイプの役をなし医者と連携して患者さんのサポートをする。
これがソーシャルワーカーが多職種連携を促進させる理由だ。
しかし、医者としても技術があるに越したことはない。
分野を越えて学べることがあるだろうと思いセミナーに参加した。
医学の領域で学べない会話術を見、実践演習をした。
その中で改めて多職種と関わりたいという気持ちが強くなった。
話を戻すと、今回は医学×漫画という多職種連携だ。
漫画に興味がない僕が漫画を買い、医学に興味がなかった人が漫画を通して医学を知る。
なんて良い異文〝華〟交流だろうか。
この感動を味わいたい方は是非書店で ビッグコミックの2017 9,10月号 を手にとってみてください。
表紙は我が長崎の福山雅治なのですぐわかるかと思います(笑)
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